冬は温活! 寒い毎日が続いていますが、体を冷やさないようにしましょう。
体を冷やすと免疫力が低下しやすく風邪をひきやすくなります。例年インフルエンザの流行時期と重なりますが、低温で体が冷えることが大いに影響しています。今年はコロナが心配です。寒くても体が冷え切ってしまわなければ大丈夫です。できるだけ体を冷やさないようにしましょう。
昔の漢方の医書には「宮寒不妊」という言葉が載っていて、子宮が冷えていると妊娠しにくくなるとされています。寒い土の上に種を蒔いても芽が出ないのと同じですね。冷えは妊活にも少ながらず影響があります。厚着やカイロで外から温めるだけでは、根本的に改善しにくく、体を巡る「血」やエネルギーになる「気」を増やし体の中をくまなく巡らせることが重要です。
冷えると、生理痛や生理不順だけでなく、肩こりや腰痛、便秘や下痢、肌荒れ、風邪をよく引くなど、全身に症状が出やすく、自律神経の乱れにも影響してきます。まずは漢方薬で冷えを改善していきましょう。
冷え症と言っても体質によって改善の仕方が違ってきます。
主に、気血が不足したタイプ、血行不良タイプ、胃腸などの内臓が弱く体を温めるエネルギーそのものが不足している「陽虚」タイプなどがあります。お体に合った漢方薬での「温活」で、体を温めて妊娠をめざしていきましょう。